その人らしさを地域で支える
八王子市生活福祉課委託事業(居宅生活安定化自立支援事業)
事業の目的
委託仕様書より抜粋
精神的な問題で日常生活能力が十分発揮できず、安定した社会生活が営めない生活困窮者及び被保護者等に対し、専門的な支援を行うことにより社会的生活・自立をはかることを目的とする。
業務内容
委託仕様書より抜粋
- 居宅生活を送っている者のうち、メンタルケアが必要と思われる者で、何らかの事情で医療機関に受診が困難な者および通院していない者に対して、専門的知識を有する精神保健福祉士等を介し治療に結びつける業務
- 医療機関には受診しているが、何らかの理由で精神的に不安定な者に対し相談、助言を行う業務
- ひきこもり及び認知症等で社会的生活自立を阻害されている者に対する生活支援を行う業務
- 医療機関退院後において、居宅での安定的生活を営むための支援を必要に応じて行う業務
- 上記1~4の者に対して、面接相談および家庭訪問を通じ、必要に応じて健康管理支援や医療機関等へ同行するとともに、地域の社会資源の利用に向けての相談助言を行う業務
具体的な支援
- アウトリーチ型(家庭訪問が主)
- 医療機関につなぐ(未治療・未受診含む) 関係機関につなげる、サービスの導入や調整
- 受診や関係機関、行政窓口、買い物等の同行
- 担当ワーカーへのアドバイス(求められれば)
※当事業はマネジメントを地域にある既存のサービスに繋げることを念頭においています。
支援対象者(委託仕様書より一部抜粋)
- 八王子市で生活保護を受給されている方のうち生活困窮者及び社会的生活自立を阻害する要因を抱えたメンタルケアが必要と思われる者、または、その疑いがある者で居宅生活安定化自立支援検討会で判断した者。
- メンタルケアの専門的な相談を至急必要とすると八王子市が判断した者。 事業の特徴 民間の事業所が八王子市生活福祉課より業務委託を受け、生活支援員となった精神保健福祉士等が専門家派遣として従事。
事業の特徴
- 生活保護ケースワーカーと協働して、経済的支援、精神保健支援と役割分担しながら生活保護受給者の生活を支える。
- 生活支援員は5名。
- 精神保健福祉士、社会福祉士、看護師、精神科医師等の多職種。精神科病院と人材連携を送っている。