理事長ブログ

【贈る言葉】 6月7日 中野るみ子さんお別れ会 

当日、寺田の参加された皆様への挨拶を紹介します。

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皆様、今日は中野るみ子さんのお別れ会に、ご参加してくださりありがとうございます。

お通夜の時も雨が降っていましたよね。皆、雨に濡れながら立ち去ることができませんでした。どこかで、区切りをつけたい、中野さんの気持ちを受け止めたい、気持ちの良いさよならを言いたいと思い今日のお別れ会を開催しました。

中野は、いつだって笑顔で手を振りながら、ここにいると思います。

今日は、楽しく笑顔で語り合いましょう。

中野さんとの出会いは、2000年(H12年)に棕櫚亭に就職し、翌年生活支援センターなびぃで、一緒に働きました。それからですよね。棕櫚亭でも、初めて箱モノ施設ではないセンターを作り、そこでいろいろなことをやりました。イベントも。なかでも、中野さんからの提案で「ホーキング青山」お笑いで車いすの方、おむつもしていて、ピアスの2階でみんなで担ぎ上げて・・・・。

夜中に、亜昏迷状態になった方を一緒に一晩中見ていたり、・・・福祉の限界を感じていました。そして2005年(平成17年)に一緒に、棕櫚亭を退職し、彼女は グループホームの必要性を強く感じ、平成18年7月櫻の杜ハウスを「シュロの会」の方たちと開設し、私は精神科病院と地域をつなげたいという思いで、訪問看護ステーションを開設しました。お別れ会では退職した時の映像も流れます。そのとき、単体のGHでは、経済的にも大変なので、訪問看護の方がうまく一緒にやろうという約束をしました。平成18年10月から非常勤で居宅生活安定化自立支援事業に関わりました。思ったよりも早く訪問看護の方が経営的に上手くいったので平成19年に櫻の杜ハウスを合併し、また一緒に仕事ができるようになりました。

その一方、八王子市の生活福祉課の事業(居宅生活安定化自立支援事業)では、PSWとしての本領を発揮していただきました。未治療の方、医療中断の方、多問題家族の子供たちに出会いました。その方たちをあきらめず、丁寧に、関わっていきました。

その中で、PCG事業も生まれました。この事業のマネジメントを引き受けてくれたのが中野さんです。

また、八王子市の生活福祉課のおじさんたちを手玉に取り、いいえ掌で転がしながら利用者中心の支援者に取り込んでいました。いつのまにか、八王子市の頼りになるお姉さんのような存在になっていました。また、そのころのGHは、日中通所場所がなければ、ごみが捨てられなければ入れてくれない所が多かったのです。そんな中で、中野からの提案で、居宅事業で関わった比較的重い精神疾患の方のためのGH(くぬぎの杜)をH21年に開設しました。

開設してから、数ヶ月後に発病していることがわかりました。

その時、彼女は「寺田さん、あと5年一緒に付き合って下さいね。」といったことを覚えています。

それから5年、治療を続けながら、仕事が大好きな中野さんは、いつだって前向きで、病気になっても悔しいほど「華」がある方を見たことがありません。

3人だった職員は70名近くになり、医療と福祉が地域の中で一緒に活動していけるようになったことは、中野さんの存在があってのことでした。

多摩在宅支援センター円の理事長としても個人的には身内のような存在だった中野さんに「ありがとう!」といいたいと思います。

そして、多摩在宅支援センター円として、その功績をたたえたいと思います。

 

2014年6月14日(土)10:30 | 理事長

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